今日は2023年1月5日…
もうすぐ共テだ!
私は一度大学を出ているのだが、諸事情で(本記事では割愛)約10日後に行われる共通テストを受験しようとしている。
最近、本ブログをあまり更新していないのも、決してブログに対する熱意がなくなったわけではない。
ただ、今は受験勉強が最優先なのだ。
今回は、私の得意科目の一つである英語のリスニングについて、自分自身の考えの整理も兼ねつつ、実際の試験で9割以上を取るために意識したいことを大問ごとに書いていこうと思う。
第1問 短い発話
慣らし。
高得点を取るためにここで最も注意すべきなのは「時制」ではないだろうか。
選択肢を見ればわかるが、問題文で話されていることが、過去のことなのか、今のことなのか、それとも未来のことなのかを把握していないと正解できない問題が含まれていることがある。
そのため、“〜ed” の過去形の語尾、その他の動詞の過去形、“will” または“won’t” や “ I’m (not) going to” といった表現を特に意識的に聞き取るようにしている。
また、私は、第1問で問題の音声を聞きながら文字を読むと、聞き取りに集中できなくなってしまう。
そのため、英語の音声が流れている間は選択肢の英文を極力視界に入れないように心がけている。
第2問 短い対話(イラスト)
慣らしその2。
これは、むしろイラストを見ながら問題の音声を聞き、正解を選ぶようにしている。
第3問 短い対話(英文のみ)
正直、ここが一番の勝負どころだと思う。
第3問から英文の読み上げ回数が1回になるため、第2問までの緩さから脳の切替えが重要になる。
また、このあとの第4問以降と比較して、第3問は一つの短い音声に対して一つの問題を解く部分であり、次々と話の場面が変わっていくという特徴がある。
解答を選ぶ時間も決して長くはない。
とにかくスピーディーな大問なのだ。
ここでは、一つの問題で、「あー、これはよく分からないな…」と思っている間に次の音声が始まり、次の問題まで聞き逃してしまうということも起こりやすい部分だと思う。
当然だが、このような事態を避けるためには、よく分からない部分は潔く飛ばし、適当にマークし、 “Question No.15…”などと次の音声が始まった瞬間から再度音声に全集中して聞くことが必要になる。
そして、もし分からない問題が出てきた場合、よく分からないなりに少しでも理由づけをし、まともそうな選択肢を選んで正答率を高めるために、私は第4問の日本語の説明部分の時間を利用している。
第3問は選択肢の意味を理解して選ぶことが重要になる。
しかし、逆に、第4問では選択肢は短く、一単語のみだったり、“10%” といったほぼ数字だけのようなものもあったりして、「選択肢の内容理解」にはほとんど重点が置かれていない。
そのため、第4問はあらかじめ選択肢をしっかり読まなくても解くことができると考えている。
もちろん、第4問の英語の音声が始まったらそれに集中しないといけない。
しかし、第3問でもう少し考えたい問題があった場合、第4問のはじめに日本語で「問いの答えとして最も適切なものを,選択肢のうちから選びなさい」などと音声が流れている間に、数秒でも選択肢を吟味するようにしている。
これは、実際の試験の第4問が過去問の形式を踏襲していなかった場合、やめておいた方が良いこともあるので、注意すべき時間の使い方ではある。
第4問 A イラスト・図表
特に2問目は、「英語力」というよりも「条件整理力」が試される問いである。
傾向としては、「基準となる条件」と「それにさらにプラスされる条件」の2種類の条件があるようだ。
この2つを慎重に聞き取り、各問いがどの条件に当てはまるかを見落とさないようにして正解を導くことが重要である。
私は、音声を聞きながら、図表は見ずに聞こえてきた条件を正確に問題冊子にメモして、音声が流れ終わったら各問いについて図表を見て検討するようにしている。
第4問 B 複数の説明
オアシス。
親切にも問題冊子に記載されている表に、「○」や「×」、場合によっては「?」を書き入れていくのが良いだろう。一つの選択肢について聞き逃したとしても、あとの三つの選択肢について聞き取れれば正解できるのだから、気楽に聞けば良いと思っている。
もし表が無かったとしても、選択肢の横に各条件について「○」や「×」をメモすれば大丈夫だろう。
第5問 講義
高得点を取るには、「問い及び図表を読む時間」に最後の2問の選択肢を最優先で読むのが良いのではないだろうか。
この2問は、選択肢の内容理解が重視されており、他の問題と比較して選択肢の文も長く、書かれている内容も難しい。
音声を聞く前にこの2問の選択肢の内容をざっとでも理解できているかどうかが、第5問で高得点を得るための鍵となるだろう。
第6問 A 2人の対話
選択肢を先に読み、問題文に出てくる2人の人物を逆に取り違えなければ正解できる。
第6問 B 4人の対話
2問目に提示されている図表を最初に見るようにしている。
1問目の人数を選ぶ問題では、男性と女性(男声と女声と表記した方がより正確かもしれないが)に分けて何人が賛成・反対しているか考えるのも良いだろう。
まとめ
ここに書いたことのなかには、誰にでも通じるような注意点もあるが、万人には通じない点もある。
この記事では、あくまで一個人である私が共テのリスニング試験にどのような印象を抱いていて、どのようにすれば個人のベストを出せるかという話をしているにすぎない。
- どうすれば英語の音声に集中できるか?
- どうすれば条件を見落とさず把握しやすいか?
- どの問題を特に集中して解くべきか?
それらをあなた自身が主体的かつ論理的に考えることこそが、リスニングの試験対策として最も有効なのだ。
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